『宝石の煌めき:シルクロード』レビュー&拡張ルール完全ガイド!

このような疑問に答えます。
世界から愛されてきた傑作ボードゲーム「宝石の煌めき」。
洗練されたルールと、毎回異なる展開が生まれる戦略性が人気です。
そんな「宝石の煌めき」を更におもしろくするのが拡張セット『シルクロード』。
そこでこの記事では、『宝石の煌めき:シルクロード』レビュー&拡張ルール完全ガイド!を書いていきます。



宝石の煌めきは僕の好きなボドゲトップ3に入るほど好き!




宝石の煌めき基本セット


『宝石の煌めき:シルクロード』とは?


『宝石の煌めき:シルクロード』は、人気ボードゲーム「宝石の煌めき」の拡張版です。
宝石の煌めき:シルクロードの特徴
ゲーム名 | 宝石の煌めき:シルクロード |
---|---|
発売年 | 2025年3月 |
プレイ人数 | 2~4人 |
対象年齢 | 10歳以上 |
プレイ時間 | 約45分 |
価格 | 2,750円(税込) |
関連ページ | ホビージャパン 宝石の煌めき:シルクロード |
宝石の煌めき基本セットに、2種類の拡張ルールを追加できるセットになっています。
宝石の煌めき基本セットを持っていないと遊べないため注意!
宝石の煌めきの基本ルールに飽きてきた人や、より戦略的な宝石の煌めきを楽しみたい人におすすめです。


宝石の煌めき基本セット


『宝石の煌めき:シルクロード』の内容物




宝石の煌めき:シルクロードの内容物はこれ。
- 都市タイル×7枚
- 交易所タイル×20枚(5種×各4枚)
都市タイルを用いた拡張ルールと、交易所を用いた拡張ルールの2つが追加されます。



都市タイルは両面印刷で、7枚×2種の14種類!


『宝石の煌めき:シルクロード』で追加された拡張ルール2つ


『宝石の煌めき:シルクロード』で追加された拡張ルール2つがこちら。
- 都市(とし)
- 交易所(こうえきしょ)
これらの拡張ルールを好きに選んで、基本ルールに加えて遊びます。



一味違ったおもしろさになる!
今回の都市と交易所の拡張ルールは、2つあわせても楽しいです。
拡張ルールを盛り込みすぎると複雑になりますが、別売の拡張ルールとあわせても楽しいです!




拡張ルール1:都市(とし)


都市の拡張ルールを解説します。
ゲームの準備
基本ゲームは通常通り準備しますが、貴族タイルは使いません。
代わりに都市タイルをランダムに3枚並べます。


何人で遊んでいても、都市タイルは3枚
追加ルール
ゲーム終了条件が変更になります。
ターン終了時、都市タイルの条件を満たしているかチェックします。
以下の場合、威信ポイント14点以上、黒カード4枚以上、その他1色のカード4枚以上で条件が揃います。


いずれかの都市タイルの条件を満たした場合、現在のラウンドを最後まで行い、その時点で都市タイルの条件を満たしているプレイヤーの勝利です。
複数のプレイヤーが都市の条件を満たした場合、威信ポイントが高いプレイヤーの勝利
基本ルールだと威信ポイント15点以上で終了ですが、都市ルールだと威信ポイントを集めるだけではなくなります。



攻め方が変わるので、戦略の幅が広がる!
拡張ルール2:交易所(こうえきしょ)


東洋の拡張ルールを解説します。
ゲームの準備
基本ゲームは通常通り準備し、追加で交易所タイル5種類を配置します。


交易所タイルは1種類につきプレイヤーの枚数を重ねて置きましょう。
追加ルール
ターン終了時、交易所タイルの獲得条件を満たしているかチェックします。
交易所タイルの獲得条件を満たしている場合、そのタイルを獲得して自分の前に置きます。
交易所タイルの効果の恩恵をゲーム終了まで受けることができます。


交易所タイル獲得にあたって、注意点があります。
- 複数の交易所タイルを獲得できる
- 各種類1枚までしか獲得できない
- 各ターンに獲得できる交易所タイルは1枚まで



交易所タイルの効果を紹介します!
交易所タイルの効果
交易所タイルは5種類あるので、それぞれの効果を解説します。
赤3枚、白1枚コストタイル


カード購入した後、そこにカードを補充する前に、金貨トークン以外のトークンを1つ得ることができます。



トークンの補充ができてかなり強い!
黒3枚コストタイル


カードを確保で、3つの山札のいずれかの上からカードを確保する場合、カードを2枚引くことができます。
そのうち1枚を通常通り確保して、もう1枚を山札の1番下に戻します。



山札の上から確保することはあまりないので、弱い印象
白2枚コストタイル


同じトークンを2枚取った場合、それ以外の色のトークンを1枚追加で取ることができます。(金貨トークン以外)



同じトークンを2枚取ることはあまりないので、弱い印象
青3枚、黒1枚コストタイル


カード購入時に金貨トークンを支払った場合、金貨トークン1枚は1色のトークン2枚分として使うことができます。
必要以上のトークンを支払ったことになっても、お釣りはもらえません。
また、トークン上限を確認する際は、各金貨トークンは1枚として数えます。



高コストのカードを購入していけるので、かなり強い!
緑5枚コストタイル


このタイルを持っていることで、交易所タイル1枚につき威信ポイント1点分とカウントすることができます。
このタイル自身も1枚とカウントすることができます。



威信ポイントの獲得は単純に強い!


『宝石の煌めき:シルクロード』のプレイ感
『宝石の煌めき:シルクロード』の拡張ルールを遊んでみた、プレイ感を解説します。
都市を加えて遊んだプレイ感


都市の拡張ルールで遊んで、感じた印象がこちら。
- 毎回ゲーム終了条件が変わるのでおもしろい
- 戦略の幅が広がる
- ゲームの難易度はそこまで上がらない
基本ルールは威信ポイントを15点という毎回同じ終了条件ですが、都市は毎回終了条件が変わるのでおもしろいです。
終了条件が変わることで、毎回戦略が変わってくるので何度の遊びたくなります。
また、追加ルールということもありますが、そこまでゲームの難易度も上がらないのは嬉しいポイント。



いろいろな拡張ルールとあわせてもおもしろい!
交易所を加えて遊んだプレイ感


交易所の拡張ルールで遊んで、感じた印象がこちら。
- 交易所を狙った戦略が組めておもしろい
- 交易所タイルのなかでも強い弱いがはっきりしている
- 効果を覚えるまで若干複雑
交易所の効果が増えるので、その分戦略の幅も増えておもしろいです。
交易所タイルの獲得方法は、貴族タイルと同じ形なのでわかりやすいのも嬉しいポイント。
ただ、効果を覚えるまでは若干複雑になりますし、交易所タイルの強い弱いがはっきりしている印象です。



狙う交易所タイルがかぶることも多い印象!
強い交易所タイルを狙うか、交易所タイルは狙わず進めて、ついでに獲得していくような戦略になります。


『宝石の煌めき:シルクロード』を加えて遊んでみたレビュー


『宝石の煌めき:シルクロード』を加えて遊んでみたレビューがこちら。
- 宝石の煌めきの戦略性やゲーム性が変わって楽しい
- 気分で拡張ルールを選べて飽きがこない
- ほかの拡張ルールと一緒に楽しめる
- 慣れるまでは少し複雑になる印象
都市、交易所どちらの拡張ルールも、宝石の煌めきがさらにおもしろくなるのでとても満足です。
基本ルールと一味違ったおもしろさですし、他の拡張ルールとも一緒に遊べる汎用性があるのも嬉しいポイント。



宝石の煌めきがそもそも超楽しいので、一生飽きないかも!
ただ、拡張ルールを追加すると難易度は少し上がるので、宝石の煌めきに慣れている人におすすめです。
総合的に考えて、とても満足の拡張セットです!
実際に遊んでみて、『宝石の煌めき:シルクロード』が向く人と、向かない人をまとめたのがこちら。
向く人 | 向かない人 |
---|---|
宝石の煌めきを何回も遊んでいる人 宝石の煌めきを飽きかけている人 いろいろな拡張セットで遊びたい人 | 宝石の煌めきに遊び慣れていない人 |
宝石の煌めきに慣れて拡張セットが欲しいと感じたら、難易度/汎用性的にもまず最初に買うべきです。


まとめ
『宝石の煌めき:シルクロード』レビュー&拡張ルールについて紹介しました。特徴をまとめると以下の通り。
宝石の煌めき:シルクロードの特徴
ゲーム名 | 宝石の煌めき:シルクロード |
---|---|
発売年 | 2025年3月 |
プレイ人数 | 2~4人 |
対象年齢 | 10歳以上 |
プレイ時間 | 約45分 |
価格 | 2,750円(税込) |
関連ページ | ホビージャパン 宝石の煌めき:シルクロード |
拡張セットを加えることでプレイ感が変わり、一味違ったおもしろさを感じることができます。
そこまで難しくなく楽しめるので、「基本セットは遊びつくしたかも」という人ほどおすすめです!
ぜひ1度遊んでみてください!


宝石の煌めき基本セット

