このような疑問に答えます。
アズールは、カラフルなタイルを並べて装飾していく、タイル配置ボードゲームです。
アズール(AZUL)の特徴
ゲーム名 | アズール(AZUL) |
---|---|
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ難易度 | (3.0 / 5.0) |
対象年齢 | 8歳以上 |
プレイ時間 | 約30~45分 |
デザイナー | ミヒャエル・キースリング |
価格 | 6,600円(税込) |
関連ページ | ホビージャパン アズール |
見た目が美しいので見た目重視のゲームと思われがちですが、かなり戦略性のある超おもしろいボードゲームです。
2018年にボードゲームで最も権威のある賞と言われる、ドイツ年間ゲーム大賞を受賞しています。

世界的に人気で愛されるボードゲーム!
そこでこの記事では、アズール(AZUL)のルールと正直レビューを書いていきます。




アズール(AZUL)とは


アズールは、場にあるタイルを獲得してボードに並べていき、得点を獲得していくボードゲームです。
手番で場にあるタイル1色を獲得することができ、ボードに並べていきます。


タイルの置ける個数は決まっており、余るとマイナス点になります。
計画的にタイルを獲得したり、相手のタイルを見てマイナス点を誘導したり、戦略的にプレーしなければいけません。
タイルを獲得するだけの簡単なゲームだど、超おもしろいボードゲームです。



2人でも楽しい!




アズール(AZUL)の内容物


アズールの内容物はこれ。
- タイル×100個(5種×20個)
- 個人ボード×4枚
- 工房展示ボード×9枚
- 先手プレイヤーマーカー×1個
- 得点マーカー×4個
なんといってもアズールの特徴は、きれいなタイル。


このタイルを獲得して並べ行くので、後半になるにつれて美しいです。
また、各プレイヤーに個人ボードが配られ、4つのエリアを使ってプレーします。





美しい見た目なので女性にも人気なボードゲーム!




アズールのゲーム準備
アズールを遊ぶ際の準備がこちら。
- 個人ボード/得点マーカーを各プレイヤーに配る
- 工房展示ボードを並べる
- 付属の袋にタイルを入れる
- タイルを工房展示ボードに4つずつ並べる
工房展示ボードは、以下のようにして並べます。


使う枚数はプレイヤーの数によって変わります。
使う工房展示ボードは、「2人:5枚、3人:7枚、4人:9枚」使います。
付属の袋にタイルを入れ、いつでも取り出せる状態にしておきます。


袋からタイルをランダムに取り出して、工房展示ボードに4つずつ並べます。


これで準備は完了です!




アズール(AZUL)の遊び方/ルール


アズールの基本的な遊び方/ルールがこちら。
- タイルを獲得
- 図案ラインへタイルの配置
- タイルを王宮の壁に移動する(得点計算)
- 繰り返す
詳細をステップに分けて解説していきます。
①タイルを獲得
まずは各プレイヤーは順番にタイルを獲得します。
タイルの獲得の仕方は以下の2つ。
- 工房展示ボード上のタイルを取る
- 場の中央からタイルを取る
手番ではどちらかの方法でタイルを獲得します。
工房展示ボード上のタイルを取る
工房展示ボード1つから1色すべてのタイルを獲得します。


獲得後に残ったタイルは、場の中央に移動します。


場の中央からタイルを取る
場の中央にあるタイルから1色すべてを獲得します。
場に残ったタイルはそのままにしておきます。


中央のタイルを最初に取ったプレイヤーは、先手プレイヤータイルを床ラインに置きます。





マイナス1点確定になってしまいます!
②図案ラインへタイルの配置
タイルを獲得したら、図案ラインへタイルを配置します。
図案ラインは5段構成となっていて、段によって置けるタイルの枚数が変わります。


獲得したタイルは、右詰めで任意の段に置いていき、各段にすべてタイルを置くことを目指していきます。
「工房展示ボードのタイル」と「中央のタイル」がすべてなくなるまで、順番にタイルを獲得していきます。


タイルを置くときの注意点が3つあります。
- 1段には同じタイルしか置けない
- 「王宮の壁」に置かれた色と同じタイルを「図案ライン」には置けない
- 置けないタイルは床ラインに置く
1段には同じタイルしか置けない
1段には同じ種類のタイルしか置けません。
下図のように、右詰めで赤のタイルを配置しているので、黄色のタイルは置けません。


「王宮の壁」に置かれた色と同じタイルを「図案ライン」には置けない
「王宮の壁」に貼られた色と同じタイルを「図案ライン」には置けません。
下図のように、2段目には「王宮の壁」に黒のタイルが置かれているので、「図案ライン」に黒タイルを置くことはできません。


「王宮の壁」に置かれていなければ、図案ラインの複数段に同じ種類のタイルを置いてもOKです。
上図であれば、5段目に置かれた赤タイルは、4段目や3段目に置いてもOK。



うまくタイルを配置して、図案ラインを完成するのが重要!
置けないタイルは床ラインに置く
置けない(余った)タイルが発生したら、そのタイルは床ラインに置きます。
床ラインに置かれたタイルは、得点計算でマイナス点になります。


床ラインにタイルを置かないよう、効率よくタイルを獲得していくのが重要です。
③タイルを王宮の壁に移動する(得点計算)
図案ラインへタイルを配置したら、完成しているタイルを王宮の壁に移動します。



王宮の壁に移動したタイミングで得点計算も行います!
タイルの移動
図案ラインの横一列が埋まった段(完成した段)のタイルを、王宮の壁にに移動します。
移動するタイルは、図案ラインの右端。
下図の場合、1段目:結晶、2段目:黒色、4段目:黄色のタイルは完成しているので移動することができます。


移動すると下図のようになります。未完成の段はそのままにしておきます。


完成した段の残ったタイルは、箱に入れておきましょう。


得点計算
タイルを王宮の壁に移動するタイミングで、得点計算も行います。
得点は王宮の壁に移動した際に、上下左右でタイルがつながった分プラスとなります。
逆に床ラインに置いてあるタイルはマイナスとなります。
得点は、得点マーカーを移動させることでカウントしましょう。





得点計算の参考例を並べていきます!
下図の場合、上下左右つながるタイルがないため1点。


下図の場合、上下に3つタイルがつながるため3点。


下図の場合、左右に3つタイルがつながるため3点。


床ラインに置かれたタイルから、得点をマイナスします。
置いてある個数によって、マイナス点が変わるので注意が必要です。





これで1ラウンドの得点が分かります!
④繰り返す
タイルの移動と得点計算が終わったら、袋の中からタイルを工房展示ボードに4つずつ置きます。


その後、①~③のアクションを繰り返していきます。
- タイルを獲得
- 図案ラインへタイルの配置
- タイルを王宮の壁に移動する(得点計算)



誰かがゲーム終了条件に満たすまで繰り返します!
ゲームの終了
誰かが王宮の壁にタイルを横一列に並べた時点でゲーム終了となります。


ゲーム終了時点で、各プレイヤー最終得点の計算を行います。



最終得点計算の参考例を並べていきます!
横一列並べることができていれば2点獲得となります。


縦1列並べることができていれば7点獲得となります。


同じ種類のタイルがすべての段で並べることができていれば10点獲得となります。


最終得点計算を行い、最も得点を獲得しているプレイヤーの勝利となります。




実際にアズール(AZUL)を遊んでみたレビュー


実際にアズールを遊んでみて感じたレビューがこちら。
- 見た目も美しいガチゲーで楽しい
- 全員の盤面が見えることによる戦略性がおもしろい
- 2人でも楽しめる
見た目も美しいガチゲーで楽しい
アズールは見た目の美しさから外見重視のゲームと思われがちですが、かなりガチゲーでおもしろいです。



普通にハマってやり込んでしまうくらい楽しい!


どのタイルを取るか、どのタイルを揃えに行くか、点数は集まっているかなど、先を考えながらプレイします。
見た目も美しくルールもそこまで難しくないので、ボードゲーム初心者や女性も楽しみやすく、ボードゲームにハマるきっかけになるようなゲームです。
全員の盤面が見えることによる戦略性がおもしろい
アズールのおもしろいところは、全員の盤面が見えるところ。
相手がどのタイルを狙っているかがわかりやすく、阻止することもできます。



相手に妨害され、うまくゲームを運べないジレンマが楽しい!
ガンガン自分の盤面を揃えに行くか、相手を妨害しながら進めていくか、人柄も出てきておもしろいです。
2人でも楽しめる
アズールは2~4人で遊ぶことができますが、2人で遊ぶのもとても楽しいボードゲームです。
ボードゲームは人数が集まらなくて遊べないものも多いですが、アズールなら夫婦やカップルなど遊びやすいです。



2~4人であれば、どの人数でも超おもしろいのは嬉しいポイント!




アズールはシリーズ作品が5種類ある
アズールはシリーズ作品が5種類あります。
基本的なルールはどれも同じなので、気になるデザインのものがあれば、遊んでみるのもおすすめです。
- アズール
- アズール マスターショコラティエ
- アズール シントラのステンドグラス
- アズール サマーパビリオン
- アズール 王妃の庭園










まとめ
アズールについて紹介しました。特徴をまとめると以下の通り。
アズール(AZUL)の特徴
ゲーム名 | アズール(AZUL) |
---|---|
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ難易度 | (3.0 / 5.0) |
対象年齢 | 8歳以上 |
プレイ時間 | 約30~45分 |
デザイナー | ミヒャエル・キースリング |
価格 | 6,600円(税込) |
関連ページ | ホビージャパン アズール |
ボードゲームで最も権威のある賞と言われる、ドイツ年間ゲーム大賞を受賞しているだけあって、超楽しくおすすめできるボードゲームです。
見た目も美しく、戦略性も高いけど、ルールは難しすぎないので、男女問わず初心者でも遊びやすいです。
戦略系ゲームが好きな人、夫婦やカップル、友達など2~4人で遊ぶことが多い人は、ぜひ遊んでみてください!



ずっと持っておきたいお気に入りボードゲーム!



