- カルカソンヌってどんなゲーム?
- カルカソンヌって簡単?おもしろい?
- 実際に遊んだ人の感想が聞きたい!
このような疑問に答えます。
カルカソンヌは、タイルを配置して領土を作り上げていくボードゲームです。
カルカソンヌの特徴
ゲーム名 | カルカソンヌ |
---|---|
プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ難易度 | (2.5 / 5.0) |
対象年齢 | 7歳以上 |
プレイ時間 | 35分程度 |
価格 | 3,800円(税込) |
関連ページ | メビウスゲームズ カルカソンヌ |
ルールが簡単で直感的だけど戦略性もあるため、とてもおもしろいです!
そこでこの記事では、カルカソンヌのルールと正直レビューを書いていきます。

世界三大ボードゲームの1つと言われる超人気ボードゲーム!




カルカソンヌとは


カルカソンヌは、タイルを配置して領土を作り上げていくボードゲームです。
タイルには道路・街・修道院・草原などの地形が描かれており、矛盾がないよう繋げていきます。
配置したタイルにミープル(駒)を置け、ミープル(駒)を置いた地形が完成すると得点を獲得できます。


最も得点の多いプレイヤーが勝利となります。



相手の動きを見ながらタイルを置いていく戦略性がおもしろい!
カルカソンヌは超有名ボードゲームで、ボードゲームで最も権威のある賞と言われる、ドイツ年間ゲーム大賞を受賞しています。


ルールが簡単で直感的ですが、知れば知るほど奥深い戦略性があって楽しいです。
カルカソンヌの内容物
カルカソンヌの内容物がこちら。
- 地形タイル72枚
- ミープル(駒)5色×8個の計40個
- 得点ボード
- 拡張ルール用(川タイル12枚、修道院長駒5個)


MAX5人まで遊べるよう、5色のミープル(駒)が準備されています。



ミープルが可愛い!
拡張ルール用の川タイルと修道院長駒がこちら。


拡張ルール用のタイルと駒は、通常ルールで遊ぶ場合、不要です。





遊び方やルールを紹介していきます!
カルカソンヌの遊び方/ルール


カルカソンヌの基本的な遊び方/ルールがこちら。
- ゲームの準備をする
- タイルを1枚引いて配置する
- ミープル(駒)を配置する
- ポイント計算をする
基本的には、これを繰り返すだけ!



ルールは簡単だけど超おもしろいボードゲーム!
詳細をステップに分けて解説していきます。
ゲームの準備をする


ゲームの準備は以下の通り。
- スタートタイルを表にして配置
- 残りのタイルを裏向きにして置く
- 自分の色のミープルを受け取る
- 得点ボードの「0」にミープルを1つ置く
スタートタイルは72枚のタイルのうち1枚だけ裏面の色が異なります。
8つのミープルを受け取り、1つは得点ボード用、7つはゲーム配置用として使います。
タイルを1枚引いて配置する
タイルを1枚引き、矛盾のないように配置します。


配置するタイルが、すでに置かれてあるタイルの道路・街・草原とつながるようにする必要があります。




すでに置かれてあるタイルに1辺以上接するように配置する必要あり
どこにも置けない場合、そのタイルは除外してもう1枚引き直しましょう。
ミープル(駒)を配置する
下図のように、配置したタイルの道路・街・修道院にミープルを1つ置くことができます。






ミープルを配置する際のルールがこちら。
- 今配置したタイルにしか置けない
- 1度の手番で1つしか置けない
- 手元にあるミープルしか置けない
- つながっている道路・街・修道院にミープルがすでに置いてある場合は置けない
ミープルの数には限りがあるので、手元にあるミープルしか置けません。



ミープルの個数管理も重要!
つながっている道路・街・修道院にミープル(自分も含む)がすでに置いてある場合、その場所には置けません。


ポイント計算をする
タイルの配置によって完成した「道路・街・修道院」があれば、得点を獲得することができます。
得点を獲得したら、得点ボードのミープル(駒)を進めます。


5ポイント獲得したら、得点ボードのミープルを5つ進めます。
ポイントを獲得するごとにミープルを進めていき、総獲得ポイント数を記録していきます。



完成した地形によって獲得できるポイントがこちら!
道路の得点
道路が完成したら、構成しているタイル1枚につき1ポイント入ります。
道路の両端が交差点・街・修道院などで閉じると完成


上図の場合、完成した道路を構成するタイルが5つあるので、5点獲得となります。
街の得点
街が完成したら、構成しているタイル1枚につき2ポイント入ります。
街が外壁ですべてつながって覆われる(閉じる)と完成
街には紋章が描かれたタイルがあります。その場合、紋章1つにつき2ポイント入ります。


上図の場合、完成した街を構成するタイルが3つと紋章が1つあるので、8点獲得となります。
修道院の得点
修道院が完成したら、構成しているタイル1枚につき1ポイント入ります。
修道院を中心に周りが8枚のタイルで囲まれると完成


上図の場合、完成した修道院を構成するタイルが9つあるので、9点獲得となります。
ゲームの終了
地形タイルがすべて置かれるとゲーム終了です。最終得点計算に移ります。
最終得点計算では、ミープルの置かれている完成していない道路・街・修道院についても得点計算を行います。
道路の得点
未完成の道路を構成しているタイル1枚につき1ポイント入ります。


上図の場合、道路を構成するタイルが3つあるので、3点獲得となります。
街の得点
未完成の街を構成しているタイル1枚につき1ポイント入ります。
街には紋章が描かれたタイルがあります。その場合、紋章1つにつき1ポイント入ります。



街は完成すれば1タイル2点だけど、完成できないと1点になる!


上図の場合、街を構成するタイルが3つと紋章1つあるので、4点獲得となります。
修道院の得点
未完成の修道院を構成しているタイル1枚につき1ポイント入ります。


上図の場合、修道院を構成するタイルが7つあるので、7点獲得となります。
最終得点計算をして、得点の最も獲得したプレイヤーの勝利となります。


実際にカルカソンヌを遊んでみたレビュー


実際にカルカソンヌを遊んでみて感じたレビューがこちら。
- ルールが簡単で直感的
- 知れば知るほど奥深い戦略性
- ゲームが進むにつれて広がる地形がきれい
ルールが簡単で直感的
カルカソンヌの基本的なルールは、タイルを矛盾しないように置くだけなので簡単です。



初めての人でも1回遊べばルールを覚えられます!
初心者でも直感的にプレーできて、みんなが楽しめるボードゲームです。
知れば知るほど奥深い戦略性
カルカソンヌのルールは簡単ですが、奥深い戦略性があっておもしろいです。
- 街は得点は高いが完成しにくい
- 相手に得点を取らせないようタイルを置く
- ミープル(駒)の数が決まっていて数量の管理が必要
他にもたくさん考えることがあり、戦略性/相手との駆け引きなどとても楽しいです。



直感的にプレーもできるけど、奥深い戦略性もあっておもしろい!ボードゲームで最も権威のある賞と言われる、ドイツ年間ゲーム大賞を受賞
ゲームが進むにつれて広がる地形がきれい
ゲームが進むにつれて徐々に完成していく街がとてもきれいです。


大きく広がるきれいな盤面に、達成感や充実感を感じます。



毎回盤面が変わるので、見た目の違いも楽しめておもしろい!


カルカソンヌ拡張ルール
通常版カルカソンヌの内容物の中に、拡張ルールのアイテムも入っています。
拡張ルールで遊ぶことで幅が広がり、飽きることなく遊ぶことができます。



拡張ルールの解説をしていきます!
草原
通常ルールでは、道路・街・修道院の3か所にミープルを置くことができますが、追加で草原にも置くことができるようになります。
草原はタイルの緑(草原の描かれた部分)のことをいいます。
道路や街によって草原の範囲は区切られます。


上図の場合、5か所の草原があることになります。
草原のルール
- 草原へのミープルは寝かして(倒して)置く
- 草原に置いたミープルは最後まで手元に戻らない
- すでにミープルの置かれた草原には置けない
草原にミープルを置くときは、寝かして(倒して)置きます。
草原の得点計算
最終得点計算で道路・都市・修道院の集計が完了したら、草原のポイント計算を行います。
ミープルが置かれた草原に面している完成している都市1つにつき3ポイント獲得できます。
完成していない都市は含みません。


上図の場合、草原②に置いてある赤ミープルは、6点獲得できます。
川タイル
川タイルはスタートタイルの代わりに使います。



川タイルを使う場合、スタートタイルは使わないためしまっておこう!
川タイルを使う準備
川タイルの始まり(泉タイル)と、終わり(湖タイル)を探します。
残りの川タイルはシャッフルをして山札を作り、一番下に湖タイルを入れます。


その後、泉タイルをスタートタイルとして、川タイルの山札のみを使って、通常の手順でゲームを行います。


川タイル使う手順
通常手順のように川タイルの山札を引いて、矛盾のないように置いていきます。
通常ルールと同様にミープルも置くことができます。


注意なのが、川のタイルは上流に戻るように配置することはできない点です。


すべての川タイルを置ききったら、通常タイルを使ってゲームを進めていきます。


修道院長ミープル
修道院長ミープルがこちら。


修道院長は、庭園タイルと修道院タイルに置くことができます。


修道院長を使用する準備
通常ミープルに追加で修道院長ミープルを追加で1つ配ります。
通常ルールだとミープル7つですが、+1つの修道院長ミープルが増えます。
修道院長のルール
- 1回の手番で置けるのは、通常ミープルか修道院長のどちらか1つ
- 修道院長は庭園か修道院しか置けない
- 通常ミープルは庭園には置けない
通常ミープルと修道院長ミープルは置くルールが異なるため注意が必要です。
修道院長の得点計算
庭園も基本ルールの修道院と同様に、構成しているタイル1枚につき1ポイント入ります。
修道院長には庭園や修道院が完成していなくても、自分の手番でミープルをタイルに配置しなかった場合、いつでも手元に戻すことができます。
しかも、そこまでのポイントを獲得することができます。


上図の場合、庭園の周りにタイルが囲えていないですが、修道院長ミープルを手元に戻すことで7点獲得できます。



うまく使えば超強い!
まとめ
カルカソンヌについて紹介しました。特徴をまとめると以下の通り。
カルカソンヌの特徴
ゲーム名 | カルカソンヌ |
---|---|
プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ難易度 | (2.5 / 5.0) |
対象年齢 | 7歳以上 |
プレイ時間 | 35分程度 |
価格 | 3,800円(税込) |
関連ページ | メビウスゲームズ カルカソンヌ |
世界三大ボードゲームの1つと言われたり、ドイツ年間ゲーム大賞を受賞しているだけあって、超おもしろいボードゲームです!
ルールが簡単で直感的だけど戦略性もあるため、初心者から上級者まで楽しめます。
持っていて損はないので、ぜひ遊んでみてください!

