- ドミニオンってどんなゲーム?
- ドミニオンって簡単?おもしろい?
- 実際に遊んだ人の感想が聞きたい!
このような疑問に答えます。
ドミニオンは、自分のデッキを構築しながら、勝利点カードを集めて勝利を目指すボードゲームです。
ドミニオンの特徴
ゲーム名 | ドミニオン |
---|---|
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ難易度 | (4.0 / 5.0) |
対象年齢 | 8歳以上 |
プレイ時間 | 約30分 |
価格 | 4,500円(税抜き) |
関連ページ | ホビージャパン ドミニオン |
「カードゲームの名作」や「デッキ構築ゲームのジャンルを築いた」と言われるほど、評判の高いボードゲームです。
また、2009年にボードゲームで最も権威のある賞と言われる、ドイツ年間ゲーム大賞を受賞もしています。

また、世界三大ボードゲームの1つと言われているほど人気のボードゲームです!

そこでこの記事では、ドミニオンのルールと正直レビューを書いていきます。

トレーディングカードゲーム好きはハマること間違いなし!


ドミニオンとは


ドミニオンは、コイン(コスト)を支払って好きなカードを購入し、自分のデッキを構築していくボードゲームです。
デッキを強化しながら勝利点カードを集めて勝利を目指します。
カードには、特殊効果のついた「アクションカード」や高い価値の「財宝カード」などがあり、購入していくことでデッキが徐々に強化されていきます。


最初は決まった10枚のデッキから始まりますが、カード購入の仕方によって様々なデッキに仕上がります。
- アクションカード豊富なデッキ
- 妨害系の多いデッキ
- 財宝の多いデッキ
デッキを強くしてから一気に勝利点を集めていくか、コツコツと勝利点を集めていくか、いろいろな攻め方があって楽しいです!



思い通りのデッキと手札ができると超気持ちい!


ドミニオンの内容物
ドミニオン(基本セット)の内容物がこちら。
- 財宝カード×計130枚
- 勝利点カード×計48枚
- 呪いカード×30枚
- アクションカード×計262枚
- ランダマイザーカード×26種類
- 廃棄置き場マット


計500枚のカードが入っています。
アクションカードは26種類入っており、1度のゲームで使用するのは10種類です。



毎回アクションカードの種類が変わるので、飽きずに楽しめる!
ランダマイザーカードは、どのアクションカードを使用するかランダムに選ぶためのカードです。
ドミニオンのカードの種類
ドミニオンのカードには、大きく分けると以下4種類あります。
- 勝利点カード
- 呪いカード
- 財宝カード
- アクションカード
勝利点カード


勝利点カードは、「屋敷:1点」「公領:3点」「属州:6点」の3種類があります。
ゲーム終了時に最も多くの勝利点を持っているプレイヤーが勝利となります。
ただ、カード自体に特殊効果はないので、ゲーム中は邪魔なカードともいえるでしょう。



デッキを強くするには邪魔だけど、勝利するためには必要。悩ましい…¥
呪いカード


呪いカードは、持っている枚数分の勝利点を-1されてしまいます。
アクションカードの効果によって、相手から受け取らされることのあるカードです。
財宝カード


財宝カードは、カードを購入するときに支払うコイン(コスト)の役割をします。
「銅貨:1コイン」「銀貨:2コイン」「金貨:3コイン」の3種類があります。
アクションカード


アクションカードは、特殊効果のあるカードです。
「カードを引く」「アクション回数を増やす」「相手を妨害する」など、様々な効果があります。
アクションカードを使って、コンボを作ったり、相手を妨害したりと、ドミニオンのおもしろさの核となる役割です!





遊び方やルールを紹介していきます!
ドミニオンの遊び方/ルール


ドミニオンの基本的な遊び方/ルールがこちら。
- ゲームの準備をする
- 山札から5枚手札を引く
- アクションカードを使う
- カードの購入を行う
- 手札を捨て山札から5枚手札を引く
手札を5枚引いて、アクションをして、手札を捨てて、手札を5枚引いて・・・を繰り返すだけ!
手札によってどうデッキを強くしていくか、考えながらプレーする必要があります。



戦略性があって超おもしろいボードゲーム!
詳細をステップに分けて解説していきます。
ゲームの準備をする
ゲームの準備は以下の通り。
- ゲームで使用するアクションカード10種類を決める
- カードをそれぞれ並べる
- 各プレイヤー「屋敷×3枚」「銅貨×7枚」を取り、シャッフルして山札とする
ゲームで使用するアクションカード10種類が決まったら、下図のようにカードを並べます。


遊ぶ人数に応じカードの枚数が変わってきますので注意しましょう。
4人ゲームの場合
- 財宝カード×すべて使用
- 勝利点カード×12枚
- 呪いカード×30枚
- アクションカード×各10枚
3人ゲームの場合
- 財宝カード×すべて使用
- 勝利点カード×12枚
- 呪いカード×20枚
- アクションカード×各10枚
2人ゲームの場合
- 財宝カード×すべて使用
- 勝利点カード×8枚
- 呪いカード×10枚
- アクションカード×各10枚
並べ終わったら、初期デッキ(山札)を作ります。
各プレイヤーの初期デッキは、「屋敷×3枚」「銅貨×7枚」の計10枚からスタートとなります。


山札から5枚手札を引く
ゲームの準備が完了したら、初期デッキ(山札)から5枚手札を引きましょう。





最初の手札は「銅貨」か「屋敷」しか来ません!
アクションカードを使う(アクションフェイズ)
手札にアクションカードがある場合、1枚使用することができます。
手札にアクションカードがない場合、アクションフェイズはスキップします。


アクションカードには、「カードを引く」「購入回数が増える」「相手を攻撃する」などの効果があります。



カードの効果を一部紹介します!
カードを引く
以下の「鍛冶屋」カードは、山札から3枚追加で引くことができます。


手札を増やせるので、財宝カードが増えれば価値の高いカードを購入することもできます。
アクション回数が増える
アクションカードは1ターンに1枚しか使えませんが、このアクション回数を増やすことのできる効果です。
「地下貯蔵庫」カードは、+1アクションの回数を増やすことができます。


アクション回数が増えることで、複数のアクションカードを使え強力なコンボを決めることができます。
購入回数が増える
カードの購入は1ターンに1枚しかできませんが、この購入回数を増やすことのできる効果です。
「祝祭」カードは、+1アクションの回数を増やすことができます。


複数枚のカードを購入できることで、強力なアクションカードを一気に買うことができたり、勝利点カードを一気に買うことができます。
攻撃系(アタック)
ほかのプレイヤーに攻撃するカードもあります。
「魔女」カードは、ほかのプレイヤー全員に呪いカードを1枚与えることができます。


防御系
ほかのプレイヤーからの攻撃を守る防御系カードもあります。
「堀」カードは、ほかのプレイヤーが攻撃系カードを使ったときに手札から出せば防御できる効果です。


その他
その他の特殊効果を持ったカードもあります。
以下のカードのように、カードを獲得できたり、アクションカードを2度使用できたりするカードがあります。


カードの購入を行う(購入フェイズ)
自分の手番に1枚のカードを購入することができます。
購入するカードにはコストがあり、手札にあるコイン(コスト)を支払わなければ購入することができません。


下図の場合、手札に3コインある状態です。「村」カードのコストが3コインのため購入の選択をします。


手札からコストを支払い、カードを購入します。
支払ったコストと購入したカードは、自分の捨て札として置きます。


手札を捨て、山札から5枚手札を引く
アクションフェイズと購入フェイズが終わったら、残っている手札をすべて捨て札にします。


そして、新たにデッキから5枚カードを引きます。


ドミニオンは、1ターンごとにすべての手札を入れ替えるルールです。
山札がなくなった場合、捨て札をシャッフルして山札とする
最初の山札は10枚しかないので、プレーを進めていくうちに山札がなくなります。
その場合、捨て札をシャッフルして山札にします。


この時、購入したカードが山札に加わるので、どんどんデッキが強くなっていきます。
このデッキから手札を引くので、購入したカードを使えるようになります。


ゲームの終了
ゲームの終了条件は2つあります。
- 「属州カード:6点」がすべてなくなる
- いずれか3種類のカードがなくなる
勝利点カードの属州カードはこちら。


また、場のカードのなかで3種類なくなるとゲーム終了になります。
下図ではアクションカードが3種類なくなっていますが、財宝カードや勝利点カードも含みます。


終了条件を満たしたら、得点計算に移ります。
各自のデッキにある勝利点カードの合計を計算し、最も得点が高い人が勝利となります。


実際にドミニオンを遊んでみたレビュー


実際にドミニオンを遊んでみて感じたレビューがこちら。
- 段々強くなっていくデッキを作り上げる楽しさ
- カードゲーム好きには間違いなくはまる
- 初心者には合わない人もいそう



個人的に超お気に入りで、好きなボドゲTOP3に入るくらい好き!
段々強くなっていくデッキを作り上げる楽しさ
最初は貧弱なデッキですが、アクションカードや財宝カードを購入していくことで、どんどん強化されていきます。
下図のように後半になると、コンボで多くのアクションカードを出せたり、手札が高い価値の財宝カードばかりになります。


デッキが強くなっている達成感や・満足感を得ることができます。



コンボが続いたときの快感はたまりません!
デッキが強くなる終盤になるにつれて、楽しくなっていきます。
カードゲーム好きには間違いなくはまる
トレーディングカードゲーム好きの人であれば、間違いなくはまるおもしろさです。
- デッキを自分なりに構築していく要素
- プレイングの要素
- 多種多様なカードを用いる要素
デッキ構築ゲームのジャンルを築いたと言われるほど評価が高いカードゲームです。
トレーディングカードゲームの要素が多く含まれているので、やりがいも、やり込みがいもあり、ハマること間違いなしです。



おもしろすぎて沼らないよう注意!
初心者には合わない人もいそう
ドミニオンは、初心者にいきなり勧めても合わない可能性があります。
というのも、カードの多さやカードの効果を把握する必要があるので、敷居が高く感じてしまう人もいるでしょう。
初心者には敷居の低い別のボードゲームで慣れてもらってから、遊んでみるのがおすすめです。



敷居の低いボードゲームの1つとして「宝石の煌めき」はおすすめ!




ドミニオンにおすすめスリーブと収納方法
ドミニオンは、カードのシャッフル回数がとても多いゲームなので、スリーブは必須です。
ただ、スリーブに入れると初期の入れ物では入らなくなってしまいます。



おすすめのスリーブと収納方法を紹介します!
詳細は以下の記事をクリック!


おすすめスリーブ
ドミニオンのカードサイズは、91mm×54mmです。


サイズにマッチするおすすめのスリーブが、「ホビーベース ユーロサイズ ソフト」です。コスパ抜群!



実際に私も使っています!


ソフトスリーブということもあり、折れには弱いですが傷は十分防いでくれます。


スリーブ同士がくっつきやすいなどありますが、コスパは抜群のためおすすめです。


おすすめ収納方法
ドミニオンのカードにスリーブをつけて、初期の入れ物に無理やり収納した状態がこちら。


スリーブに入れると、パンパンになってしまい入りきりません。カードへのストレスも大きいです。



銅貨が入れる場所ではない、真ん中に入ってる…
そこでおすすめの収納が、100均の仕切り板を使った収納方法!


3セット買えば揃います。
実際に、100均で買える仕切り板で収納した状態がこちら。


きれいにストレスなく収納できています。また、超安価できれいに収納できるためおすすめです。


ドミニオンには拡張版が多数出ている!
ドミニオンは拡張版が多数出ているので、無限に遊べます。
ドミニオンの拡張版一覧
拡張1:陰謀
拡張2:海辺
拡張3:錬金術
拡張4:繁栄
拡張5:収穫祭
拡張6:異郷
拡張7:暗黒時代
拡張8:ギルド
拡張9:冒険
拡張10:帝国
拡張11:夜想曲
拡張12:ルネサンス
拡張13:移動動物園
拡張14:同盟
拡張15:略奪
拡張16:旭日
基本セットだけでも、毎回違う盤面になるので飽きることなく遊べますが、物足りなくなったら拡張版を買うことでずっと楽しむことができます。
何度も遊べるのは、嬉しいポイントです。


まとめ
ドミニオンについて紹介しました。特徴をまとめると以下の通り。
ドミニオンの特徴
ゲーム名 | ドミニオン |
---|---|
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ難易度 | (4.0 / 5.0) |
対象年齢 | 8歳以上 |
プレイ時間 | 約30分 |
価格 | 4,500円(税抜き) |
関連ページ | ホビージャパン ドミニオン |
ドミニオンは、ドイツ年間ゲーム大賞の受賞や世界三大ボードゲームと言われように、実際にとてもおもしろいです!



ハマったら沼ってしまうやり込めるボードゲーム!
トレーディングカードゲーム好きには、間違いなくもってこいのゲームなのでぜひ遊んでみてください!
ただ、いきなり初心者が遊ぶのはハードルが高くも感じますので、そこだけは注意しましょう。

