【工場・生産技術】魅力的な履歴書の作り方を例付きで解説！

工場・生産技術の転職活動で履歴書はとても重要です。

というのも、職務経歴書と同じく採用担当者が1番最初にあなたを認識する書類だから。

ここで好印象を与えられないと、面接すら受けることができません。

そこでこの記事では、転職によって年収150万円UPした私が、魅力的な履歴書の書き方を解説していきます。

この記事を参考に履歴書を作成して、第1関門である書類審査の合格率を上げていきましょう。

まず転職活動の流れを知りたい人は、以下の記事を参考にどうぞ。

まずは履歴書テンプレートをダウンロードしよう

1番最初は、厚生労働省の履歴書テンプレートをダウンロードしましょう。

大手転職エージェントdodaでテンプレートが公開されていたので、当記事でもダウンロードできるようにしています。

2021年４月から厚生労働省が推奨している標準的な履歴書のテンプレートです。
主な特徴は下記の通り。
1.「性別」の記載は任意です
2.「通勤時間」「扶養家族数（配偶者を除く）」「配偶者」「配偶者の扶養義務」の4項目は設けていません

形式とサイズのオススメが以下のとおり。

工場・生産技術の履歴書の書き方【部位ごとに解説】

工場・生産技術の履歴書について、部位ごとに例を交えて解説していきます。

日付

履歴書の日付で意識したい点は以下の2つ。

西暦・和暦のどちらでもOKですが、すべての応募書類と統一するのが基本です。

そのため、迷ったら西暦を選んでおきましょう。

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日付は履歴書が提出のために自分のもとを離れる日を書きましょう。

メールで送付の場合	メールを送る日
郵送の場合	郵送する日
直接渡しに行く場合	渡しに行く日

表を参考に、記入すればOKです。

証明写真

履歴書の証明写真で知っておくポイントがこちら。

写真サイズ	縦4cm×横3cm
服装	スーツが無難 色は黒・紺・暗めのグレーが基本
髪型	黒髪が基本 前髪が目にかからないスッキリとした髪型が好印象
背景色	ブルーorホワイトの無地
撮影期間	3ヶ月以内の写真
その他ポイント	写真の裏面に氏名を書いておく

応募書類のなかであなたの雰囲気を印象付ける唯一の部分です。

暗い印象だけは与えないよう、髪型・表情は注意して好印象を与えましょう。

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証明写真を撮る方法は、以下の3つ。

	おすすめ度	好印象度	写真の質	手間	料金
写真館	(5.0 / 5.0)	表情などのアドバイスあり 何回でも撮り直しできる	良い	かからない	3,000円程度
スピード写真（証明写真機）	(4.0 / 5.0)	表情は自分でチェックが必要 撮り直しは数回まで	それなり	かからない	600円～900円程度
自撮り（スマホ・カメラ）	(1.0 / 5.0)	何回でも撮り直しできる	悪い	撮影環境の準備・写真の印刷のすべて自分で	100円程度

写真館で撮ってもらうのが、最もオススメです。

やっぱりアドバイスをもらいながらプロに撮影してもらえるため、好印象の写真が出来上がります。

氏名

氏名は大きめにはっきりと書きましょう。

名字と名前の間は1文字開けるようにしましょう。

生年月日・性別

「年」の書き方を西暦か和暦にするかは、氏名と合わせましょう。

性別は「男」か「女」と書きましょう。

ただし、履歴書のフォーマットの注釈に書いてあるように、未記載でもOKです。

住所・連絡先

履歴書の住所・連絡先で注意したいポイントがこちら。

電話の記入欄は2か所ありますが、同じであれば「同上」と書けばOK。

また、厚生労働省フォーマットにはメールアドレス記入欄がないため、連絡先の欄に書いておくのがオススメです。

最近はメールでのやり取りが多いので、メールアドレスは必ず書いておきましょう。

学歴・職歴

学歴・職歴の書き方やポイントがこちら。

ポイントを把握して、上図を参考に書こう。

職歴には、最終学歴以降のアルバイトなども書いてOKです。

働いていない空白の期間がある方が印象が悪くなるので。

免許・資格

免許・資格は書類審査の合否を大きく分けるポイントです。

工場・生産技術に少しでも関係ありそうなものは、すべて書きましょう。

職務経歴書でも記入欄があるため同じになります。

記入する免許・資格は、正式名称で記載しましょう。

志望動機

志望動機は履歴書で最もアピールのできる重要な部分です。

志望動機のポイントが以下のとおり。

特に、工場・生産技術につながる実績やスキルは重要です。洗い出して必ず書くようにしましょう。

200~300文字程度で完結にまとめよう

採用担当者に、

と思わせることができれば、志望動機の役目としては完璧です。

本人希望欄

本人希望欄には、以下2つについて記入しましょう。

	記入例
絶対に譲れない条件	生産技術職を希望いたします。 母の介護のため、勤務先を東京とさせていただければ幸いです。
連絡のつく時間	現在就業中のため、平日9時から17時は電話に出られない場合があります。

勤務条件については、絶対に譲れない条件のみ記載しましょう。

本人希望記入欄に書かれたことは、絶対条件として捉えられやすいです

記入することがなければ、「貴社の規定に従います」と書いておけばOK。

入社してからのミスマッチを防ぐため、転職活動をスムーズに進めるためにも、本人希望欄をうまく活用しましょう。

【工場・生産技術】魅力的な履歴書の参考例

私が書いた履歴書の参考例です。

クリックすると拡大して見ることができます。

工場・生産技術の魅力的な履歴書にするポイント4つ

工場・生産技術の魅力的な履歴書にするポイント4つがこちら。

履歴書の基本的な書き方は守る

魅力的な履歴書を作ると言っても、基本的な書き方は守りましょう。

採用担当者の目に留まる履歴書を作ろうと、以下のようにはき違えている人も多いです。

このような履歴書は目には留まるかもしれませんが、

のように悪い印象を持たれかねません。

解説してきた「工場・生産技術の履歴書の書き方」を参考にして、魅力的な内容で勝負しましょう。

免許・資格は漏れなく書く

自身をアピールできる免許・資格は漏れなく書きましょう。

昔取った免許や資格を忘れている人が多いです。

1度振り返って洗い出しを行い、漏れのないようにしましょう。

志望動機に魂を込める

志望動機は魂を込めて書きましょう。

というのも、志望動機は自身をアピールできるポイントの大部分を占めるから。

魅力的な志望動機を作るためには、以下のポイントを意識しましょう。

志望動機が完成したら、「自分が採用担当者なら採用したくなる志望動機か」を考えながら確認しましょう。

そうすることで、書いているときには気づかなかった改善点が見えてきます。

いろいろな人に読んでもらう

「履歴書完成！」と1人で満足するのはまだ早いです。

完成した履歴書は、家族・友人・転職エージェントの担当者など、いろいろな人に見てもらいましょう。

見てもらう時のポイントがこちら。

自分では気づけなかったミスや、新しい視点でアドバイスをもらえることが多いです。

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なかでも第三者の確認は、転職エージェントに行ってもらうのがオススメです。

というのも、

のようにメリットしかありません。

転職エージェントは、書類添削だけでなく求人探し～内定まで完全無料ですべてサポートもしてくれます。

転職活動を行うなら登録して一切損はないです！

工場・生産技術にオススメな転職エージェントがこちら。

迷ったら、まず「マイナビメーカーエージェント」で書類添削をしてもらいましょう。

転職エージェントについて詳しく知りたい！メリットを知りたい！という人は、以下の記事を参考にどうぞ。

履歴書を書くときの注意点4つ

履歴書を書くときにこさえておきたい注意点4つがこちら。

読みやすい字で書く

履歴書を手書きで作成する必要がある場合、読みやすい字で書きましょう。

字が下手でも読みやすい字を意識して書くと、採用担当者に必ず伝わります。

字を書くのが苦手な人は、パソコンで書くのがオススメ。

パソコンだと、いかに魅力的な履歴書を書けるかが勝負になるので、さらに気合を入れて書きましょう。

手書きの指定がなければ、基本パソコンで書けばOK

誤字脱字はないようにする

誤字脱字はないようにしましょう。

誤字脱字があるだけで、

という印象を持たれてしまう恐れがあります。

完成した履歴書は何度も読み返して、誤字脱字がないか確認しましょう。

声に出して読む、いろいろな人に読んでもらうとミスを見つけやすいです

嘘は書かない

当たり前ですが、職歴・実績・資格など嘘を書くのはやめましょう。

嘘をつくと、最終的に困るのはあなた自身です。

特に工場・生産技術だと、前職でやってもいない改善や実績を書きがち。

嘘を書くのではなく、本当のことをいかに魅力的に表現するかがポイントです。

空欄を作らない

履歴書に書くことがなくても、空欄は作らないようにしましょう。

というのも、空欄部分を採用担当者が抜け漏れと判断してしまうと印象が悪くなるから。

以下に参考例を書いておきます。

	記入例
免許・資格欄	特になし
本人希望欄	貴社の規定に従います

上記2か所は、空欄になりがちなので注意しましょう。

まとめ

履歴書は採用担当者が1番最初にあなたを認識する書類のため、工場・生産技術の転職活動においてとても重要です。

履歴書作成のルールを守ったうえで、いかに魅力的に書けるかが書類審査合格のカギです。

魅力的な履歴書を作るポイントは、以下の4つ。

これらのルールとポイントを押さえることで、書類審査の合格率を高めることができるでしょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

工場・生産技術の履歴書作成でよくある質問

履歴書はどのテンプレートを使えばいい？

厚生労働省のテンプレートがオススメです。

以下のリンクをキリックするとダウンロードできます。

• パソコンで作成：Excel形式 (A4)
• 手書きで作成：PDF形式 (A4)

>>その他サイズ・ダウンロード形式はこちら

工場・生産技術の魅力的な履歴書を作るポイントは？

工場・生産技術の魅力的な履歴書を作るポイントが以下の4つ。

• 履歴書の基本的な書き方は守る
• 免許・資格は漏れなく書く
• 志望動機に魂を込める
• いろいろな人に読んでもらう

ポイントを押さえることで、書類審査の合格率が上がります。

>>工場・生産技術の魅力的な履歴書を作るポイント4つについて詳細はこちら

工場・生産技術の履歴書を書く注意点は？

工場・生産技術の履歴書を書く注意点が以下の4つ。

• 読みやすい字で書く
• 誤字脱字はないようにする
• 嘘は書かない
• 空欄を作らない

これらを意識して完成した履歴書を確認してみましょう。

>>工場・生産技術の履歴書を書く注意点4つについて詳細はこちら