工場・生産技術の転職活動で職務経歴書はとても重要です。
というのも、履歴書と同じく採用担当者が1番最初にあなたを認識する書類だから。
ここで好印象を与えられないと、面接すら受けることができません。
そこでこの記事では、転職によって年収150万円UPした私が、目に留まる職務経歴書の書き方を解説していきます。
例も書いているのでイメージしやすいです。
この記事を参考に職務経歴書を作成して、第1関門である書類審査の合格率を上げていきましょう。
まず転職活動の流れを知りたい人は、以下の記事を参考にどうぞ。
まずは職務経歴書テンプレートをダウンロード
職務経歴書はdodaのテンプレートがオススメ。
しかも、工場や生産技術に特化したテンプレートがあるため、マッチしたほうをダウンロードしましょう。
生産技術の職務経歴テンプレート
クリックするとダウンロードできるよ
内容の違いについてまとめた表がこちら。
ほとんど変わりません。迷ったら「組立て・製造の職務経歴書テンプレート」でOKです。
今回は私が生産技術への転職で使用した「生産技術の職務経歴書テンプレート」で解説します!
組立て・製造のテンプレートとほとんど同じため参考にできます!
工場・生産技術の職務経歴書の書き方【部位ごとに解説】
工場・生産技術の職務経歴書について、部位ごとに例を交えて解説していきます。
日付・氏名
職務経歴書の日付で意識したい点は以下の2つ。
- 基本的に2023年のような西暦で書く
- 日付は職務経歴書が自分のもとを離れる日を書く
西暦・和暦のどちらでもOKですが、すべての応募書類と統一するのが基本です。
そのため、迷ったら西暦を選んでおきましょう。
日付は職務経歴書が提出のために自分のもとを離れる日を書きましょう。
メールで送付の場合 | メールを送る日 |
郵送の場合 | 郵送する日 |
直接渡しに行く場合 | 渡しに行く日 |
表を参考に、記入すればOKです。
履歴書と同じ日付を書きましょう!
職務要約
職務要約は、これまでのキャリアを3~4行でまとめましょう。
採用担当者が初めに目を通す部分なので、職務経歴書の全体を注目してもらうためにも重要です。
職務要約を書くポイントがこちら。
- 数字を使って経歴をイメージしやすくする
- 工場や生産技術に関係する業務を書けると好印象
- これまでの実績をアピール取り入れる
小さくても良いので、工場や生産技術に関係する実績をアピールできると好印象です。
工場や生産技術に関係することがない人でも大丈夫!以下を参考にしてみてください。
実績の参考 | 繋げられる理由 |
---|---|
作業手順を見直して効率改善 | 作業改善で工場の効率を上げてくれそう |
エクセルでデータ集計 | 工場・生産技術でもエクセルを用いたデータ集計を行うため |
工具を使った業務を行っていたため知識がある | 短縮でき魔装工具を知っているだけでも教育が短縮できそう 工具を扱う作業に抵抗がなさそう |
このように小さな実績でも、工場・生産技術に繋げた職務要約を書いていきましょう。
職務経歴
職務経歴は、これまでの職歴を伝える部分です。
新しい順に上から書けばOK。1社しか働いていなければ、1つの枠になります。
職務経歴も以下のポイントを押さえることで、採用担当者に好印象を抱かせることができます。
- 工場・生産技術に関係する業務や実績をメインに書く
- 実績は数字を用いて具体的に書く
- 自身をアピールするつもりで書く
工場・生産技術に直接関わる実績がなくても大丈夫。
異業種での実績をアピールすることで、やり遂げる力がや、珍しい経験を持っていると好印象を得られます。
このような優先順位で、力を入れて書いていきましょう。
経歴を伝えるだけではもったいない。経歴を伝えたうえでアピールしていこう!
活かせる経験・知識・技術
活かせる経験・知識・技術は、自身の強みをアピールできる大きなポイントです。
工場・生産技術に繋げることのできる経験・知識・技術を洗い出しましょう。
工場や生産技術に関係ない仕事している人でも、
- リーダーとして部下のマネジメントをしていた
- プロジェクトや改善を最後まで遂行した経験
- メールのやり取りができる程度の英語力
のように、工場・生産技術に繋げることができます。
ここに書いた内容を面接で聞かれることが多いため、嘘は書かないようにしよう!
PCスキル
生産技術のテンプレートを利用してる人にだけある項目のPCスキルです。
生産技術は、データ分析・報告資料作成・設計などを行うためPCスキルが重要になります。
工場・生産技術で主に記入する項目は、以下の通り。
- Word
- Excel
- PowerPoint
- CADソフト
具体的にどのレベルなのか書いておくと、採用担当者がイメージしやすく印象も上がります。
もし書くことがない人は、Word・Excel・PowerPointを少しでいいので勉強しましょう。
すぐに使えるようになり、書けるレベルまで上がるためオススメです。
資格
資格は工場・生産技術に少しでも関係ありそうなものは、すべて書きましょう。
資格は正式名称で記入するよう注意が必要です。
履歴書でも記入する欄があるため、同じになります。
工場・生産技術に関わる免許・資格の一例(18選)がこちら。
- 普通自動車免許
- 危険物取扱者
- 衛生管理者
- 電気工事士
- 電子機器組立技能士
- 機械保全技能士
- 溶接技能者
- フォークリフト運転技能者
- 玉掛技能者
- クレーン運転士
- 有機溶剤作業主任者
- 特定化学物質等作業主任者
- 安全管理者
- マイクロソルダリング(微細はんだ付)技術者
- CAD利用技術資格
- 機械加工技能士
- TOEIC
- マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
自己PR
最後の自己PRは、会社に対して自身を自由にアピールできる重要な部分です。
- いかに会社に貢献できる人材か
- 自身を採用するメリット
- 入社したいという気持ち
これらを全面に押し出して書きましょう。
以下のポイントを押さえて記入できると、より目に留まる自己PRを書くことができます。
- 実績に基づいたアピール
- スキル・知識・遂行力・スピード感・発想力などを盛り込む
- 入社して活躍したい。活躍できる。ことを盛り込む
大きな実績や書くことがないと感じている人でも、
「求められている物事に対して、それ以上の改善やスピード感で行った」
のように書き方を工夫すれば、小さな実績でも大きなアピールができるはずです。
重要な部分なので、時間をかけて考えてみましょう。
工場・生産技術としてのアピールをしよう!関係ないことをアピールしないよう注意!
【工場・生産技術】目に留まる職務経歴書の参考例
私が書いた職務経歴書の参考例です。
クリックすると拡大して見ることができます。
参考にしてみてね!
工場・生産技術の目に留まる職務経歴書を書くポイント4つ
工場・生産技術の目に留まる職務経歴書を書くポイント4つがこちら。
工場・生産技術につながるスキルや実績をメインに書く
工場・生産技術につながるスキルや実績などをメインに書くようにしましょう。
というのも、採用担当者が「会社ですぐに活躍してもらえそう!」と目に留まりやすいから。
自分が採用担当者なら会社に関係のあるスキルや実績を持っている人が、採用したくなりますよね!
職務経歴書で、工場・生産技術に関係する内容を盛り込むべき部分がこちら。
しっかりと活躍できることをアピールしていきましょう。
活かせる知識・スキル・資格は漏れなく書く
自身をアピールできる知識・スキル・資格は漏れなく書きましょう。
昔取った免許や資格を忘れている人が多いです。
1度洗い出す時間を作り、リストアップすると漏れがなくなるためオススメです。。
私も機械保全技能士の資格を忘れていて、数社応募していました…。
自己PRに魂を込める
自己PRは魂を込めて書きましょう。
というのも、自身を自由にアピールできる唯一のポイントだから。そのため、気持ちも込めやすく伝わりやすいです。
目に留まる自己PRを作るためには、以下のポイントを意識しましょう。
- 時間をかけてじっくりと考える
- 自己PRを書くポイントを押さえる
- ネットに出回るテンプレートは使わない
志望動機が完成したら、「自分が採用担当者なら目に留まる自己PRか」を考えながら確認しましょう。
そうすることで、書いているときには気づかなかった改善点が見えてきます。
自己PRは自由に思いを伝えることができる重要なポイント!
いろいろな人に読んでもらう
「職務経歴書完成!」と1人で満足するのはまだ早いです。
完成した職務経歴書は、家族・友人・転職エージェントの担当者など、いろいろな人に見てもらいましょう。
見てもらう時のポイントがこちら。
- 読みやすく誤字脱字がないか
- 違和感のない文章か
- あなたが採用担当者なら目に留まるか
自分では気づけなかったミスや、新しい視点でアドバイスをもらえることが多いです。
より目に留まる職務経歴書を仕上げるために重要なポイント!
なかでも第三者の確認は、転職エージェントに行ってもらうのがオススメです。
というのも、
- 転職サポートのプロに見てもらえる
- プロしか知らない細かなアドバイスをもらえる
- 完全無料で添削をしてもらえる
のようにメリットしかありません。
転職エージェントは、書類添削だけでなく求人探し~内定まで完全無料ですべてサポートもしてくれます。
工場・生産技術にオススメな転職エージェントがこちら。
- マイナビメーカーエージェント
→手厚いサポートのメーカー定番エージェント - メイテックネクスト
→エンジニア専業転職支援会社求人数 No.1 - リクルートエージェント
→どの業種でも転職できる、最大級の求人数
迷ったら、まず「マイナビメーカーエージェント」で書類添削をしてもらいましょう。
私もめちゃくちゃ助けられました!
転職エージェントについて詳しく知りたい!メリットを知りたい!という人は、以下の記事を参考にどうぞ。
職務経歴書を書くときの注意点4つ
職務経歴書を書くときにこさえておきたい注意点4つがこちら。
注意することは、履歴書作成のときとほとんど変わりません。
読みやすい字で書く
職務経歴書を手書きで作成する必要がある場合、読みやすい字で書きましょう。
字が下手でも読みやすい字を意識して書くと、採用担当者に必ず伝わります。
読みやすい気持ちのこもった職務経歴書の時点で好印象!
字を書くのが苦手な人は、パソコンで書くのがオススメ。
パソコンだと、字の下手さを気にせず内容に集中して書けるため、気合を入れて書きましょう。
私は1画1画をゆっくり、いつもの2倍時間をかけるイメージで書きました!
誤字脱字はないようにする
誤字脱字はないようにしましょう。
誤字脱字があるだけで、
- 細かなところに気が配れない人
- 詰めの甘い人
- 職務経歴書を適当に書いている
という印象を持たれてしまう恐れがあります。
完成した職務経歴書は何度も読み返して、誤字脱字がないか確認しましょう。
完成した職務経歴書を改めて読んでみると、意外とたくさん誤字脱字がでてきますよ。
嘘は書かない
当たり前ですが、経歴・実績・資格など嘘を書くのはやめましょう。
嘘をつくと、最終的に困るのはあなた自身です。
- 面接で深掘りされると答えられない
- 本当の実力に見合わない仕事を振られる
- ばれたときに経歴詐称の問題になる
特に工場・生産技術だと、前職でやってもいない改善や実績を書きがち。
嘘を書くのではなく、本当のことをいかに魅力的に表現するかがポイントです。
正々堂々と自分の実力で内定を勝ち取ろう!
空欄を作らない
職務経歴書に書くことがなくても、空欄は作らないようにしましょう。
というのも、空欄部分を採用担当者が抜け漏れと判断してしまうと印象が悪くなるから。
職務経歴書で書くことがないと困るのが資格でしょう。書くことがなくても「特になし」と書いておきましょう。
職務経歴書の内容を把握して、すべての欄に何かしら書けるように準備しておくいいでしょう。
職務経歴書作成が面倒な人は自動作成ツールを利用しよう
作るのが面倒…。
難しくてまとまらない…。
このような人は、dodaの職務経歴書自動作成ツールの利用がオススメ。
画面の項目に回答していくだけで、簡単に職務経歴書が作成できます。
そのまま応募できるようなレベルの職務経歴書が作成できます!
- なにを書けばいいのかわからない
- 1から職務経歴書の作成は難しい
- うまく内容がまとまらない
このような人は、絶対に使うべきです。職務経歴書作成の参考にもなりますし!
使ってみたいという人は、以下のリンクから無料登録すれば利用できます。
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まとめ
職務経歴書はあなたの経歴を含めて自信をアピールを行うとても重要な応募書類の1つです。
目に留まる職務経歴書を作成することで、書類審査の通過率をグッと上げることができます。
職務経歴書のルールと目に留まるポイントを振り返ろう!
職務経歴書の部位ごとのルールはこちらをクリック。
目に留まる職務経歴書を作るポイントは、以下の4つ。
工場・生産技術の転職活動を成功させよう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
工場・生産技術の職務経歴書作成でよくある質問
- 職務経歴書はどのテンプレートを使えばいい?
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職務経歴書はdodaのテンプレートがオススメ。
工場や生産技術に特化したテンプレートがあるため、マッチしたほうをダウンロードしましょう。
- 工場・生産技術の目に留まる職務経歴書を作るポイントは?
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工場・生産技術の目に留まる職務経歴書を作るポイントが以下の4つ。
ポイントを押さえることで、書類審査の合格率が上がります。
- 工場・生産技術の職務経歴書を書く注意点は?
-
工場・生産技術の職務経歴書を書く注意点が以下の4つ。
これらを意識して完成した職務経歴書を確認してみましょう。