タギロンのルールと正直レビュー!【究極の数字当て推理ゲーム】

このような疑問に答えます。
タギロンは、相手の持っている数字タイルを推理して「数字・色・位置」を当てるボードゲームです。
タギロンの特徴
ゲーム名 | タギロン |
---|---|
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ難易度 | (2.0 / 5.0) |
対象年齢 | 10歳以上 |
プレイ時間 | 15分 |
デザイナー | 倉橋良平 |
価格 | 1,760円(税込) |
関連ページ | 幻冬舎 タギロン |
「タギロン」とは「たぎる、論理」の略で、情報を整理して正解を導いていく楽しさがたまりません。
ルールはシンプルなのに頭の中はフル回転の、さくっと楽しめるおすすめボードゲームです。
そこでこの記事では、タギロンのルールと正直レビューを書いていきます。



推理好きはハマるおすすめボードゲーム!
夫婦・カップル・友人と楽しむのに最適!




タギロンとは


タギロンは、質問カードの情報を整理して、相手の持っている数字タイルの「数字・色・位置」を推理するボードゲームです。
質問カードには、「5はどこ?」「奇数は何枚ある?」のようなものがあり、それらの情報を整理して、少しずつ正解に導いていきます。


情報を整理して推理していくため、「論理思考」「情報整理」「駆け引き」が楽しいです。



相手より先に答えが分かったときは快感!


タギロンの内容物


タギロンの内容物はこれ。
- 数字タイル×20枚(0~9の各2枚)
- 質問カード×21枚
- ついたて×4枚
数字タイルが0~9の青色と赤色の2枚ずつ入っています。ただし、「5」だけは黄色です。





黄色を基調したデザインが可愛い!


【2人プレイ】タギロンの遊び方/ルール


タギロンの基本的な遊び方/ルールがこちら。
- 質問カードを1枚選び、質問を行う
- 相手の持つ数字タイルがわかったら宣言を行う
これを繰り返していくだけ!
詳細をステップに分けて解説していきます。
相手より早く、相手の数字タイル5枚の「数字・色・位置」を言い当てる
ゲームの準備
ゲームの準備として、以下の3つを行いましょう。
- 数字タイルを5枚ずつ選ぶ
- 数字タイルを並べる
- 質問カードを6枚並べる
まずは、数字タイルを混ぜてから、ランダムに5枚ずつ取ります。


相手に見えないように、ついたての前で数字タイルを並べます。
並べる時は、小さい順から並べ、同じ数字は左が赤/右が青の順に並べましょう。


質問カードを6枚並べて、以下のようになれば準備完了です。





余った数字タイルは横にどけておこう!
質問カードを1枚選び、質問を行う
先行のプレイヤーは、場の質問タイルから1枚選び、相手に質問をします。


相手は、その質問に対して正直に答えます。
その後、質問カードの山札から1枚補充して、ターン終了です。


次は相手が同じアクションを行い、これを繰り返します
回答はメモをしておく
質問の回答はメモをしておきましょう。推理が断然しやすくなります。
メモは、紙とペンでしても良いですし、下図のような無料の専用のメモサイトを活用しても良いです。





紙とペンのほうが自由に書けるので個人的には好き!
質問カードの内容
質問カード21枚の内容がこちら。


大きく分けると以下のような質問の内容があります。
- 数字を特定するカード
- 1または2はどこ?
- 色を特定するカード
- 赤色のタイルは何枚ある?
- 合計の数字を特定するカード
- 中央の3あいの数の合計は?
- 共有情報カード
共有情報カードは、自分も含めたプレイヤー全員が質問に回答しないといけないため注意が必要です。


質問カードの山がすべてなくなっても正解が出ない場合は、引き分けとなる



これらの質問カードを駆使して最短で正解を導こう!
相手の持つ数字タイルがわかったら宣言を行う
相手の持つ数字タイルの「数字・色・位置」がわかったら、自分のターンで宣言を行います。



「青0・赤2・青2・青6・赤8のように行おう!」


宣言を行うターンは、質問はできません。宣言は失敗しても、自分の手番で再度宣言できます。
宣言が一部しか当たってない場合、「違います」とだけ答えましょう。
先行プレイヤーが正解した場合、後攻プレイヤーも宣言ができます。このときに正解した場合、引き分けとなります。
ゲームの終了
宣言が正解したら、ゲーム終了です。


【3人・4人プレイ】タギロンの遊び方/ルール
3人や4人で遊ぶときは、少しだけルールが変わります。
変化するところを紹介します。
勝利条件
3人・4人プレイの勝利条件は、場に伏せてある数字タイルの「数字・色」をすべて当てることです。
相手の持っている数字タイルを予想すると、余りのタイルが場に伏せてある数字タイルになる


まず、2人プレイと同じように、各プレイヤーは指定された枚数の数字タイルを取って並べます。
その後、余った数字タイルを場に伏せて並べます。ここのゲーム準備が少し変わります。
3人と4人のときの数字タイル枚数がこちら。
プレイ人数 | 各プレイヤーの枚数 | 場に伏せる枚数 |
---|---|---|
3人 | 5枚 | 5枚 |
4人 | 4枚 | 4枚 |
質問カードは複数人に対して行う
ゲームの進行はほとんど変わらず、質問カードから1枚選んで質問を行っていきます。
ただし、3人の場合と、4人の場合で質問回答の仕方が変わります。
プレイ人数 | 各プレイヤーの枚数 |
---|---|
3人 | 自分以外のプレイヤー全員が答える |
4人 | 自分を含めたすべてのプレイヤーが答える |
自分の手番以外でも、ヒントがもらえるので聞いておく必要あり
3人プレイなら、「質問者以外の2人が回答」。4人プレイなら、「質問者以外の3人が回答」となります。



情報を整理して複数人の数字タイルを予想しよう!
宣言は1回のみ
自分の手番でなくても宣言することができます。ただし、宣言は1人1回のみです。



間違ったらゲームから脱落…!
宣言するときは、自分しか見えないようにメモ用紙などに記入してから、場のタイルを確認します。
「数字・色」が完璧に合っていれば勝利、間違っていたら違うことゲームから脱落です。
間違っていた場合、確認した数字タイルはほかのプレイヤーに公開してはいけません
脱落したプレイヤーは、質問カードを選ぶことはできませんが、質問には回答しましょう。


実際にタギロンを遊んでみたレビュー


実際にタギロンを遊んでみて感じたレビューがこちら。
- 1プレイ15分と短く、リプレイ性が高い
- 論理思考と駆け引きが楽しい
- 3・4人プレイは難易度がかなり上がる
1プレイ15分と短く、リプレイ性が高い


タギロンは、1プレイ15分程度と短いのでサクッと遊べます。
また、質問カードがランダムなので、毎回状況が変わるのも嬉しいポイント。
質問の回数も同じで得られる情報量も近いので、接戦にもなりやすいです。



もう1回!もう1回!とよくなります!
頭を使って考えるボードゲームなので、プレイ中は会話は少なく静かになりがちです。
盛り上がる系のボードゲームというより、じっくり考える系のボードゲームということは理解しておきましょう。


論理思考と駆け引きが楽しい


タギロンは、情報を整理して筋道を立てて考え、矛盾なく結論を導く「論理思考」が必要な、脳トレになるボードゲームです。
以下のようなことを考えながら、相手の数字タイルを推測していくと答えに近づきました。
- 最も効率のいい質問の選択
- 質問から得られる情報を取りこぼさない
- 矛盾がないように情報を整理
根拠に基づいて矛盾がないように、「相手は赤いカードを2枚持っていて。赤のうち最大の数字は7で。残りは7以外の数字だから…」のようにして考えていきます。



パズルを組立てていくイメージに近い!感覚的な人は苦手かも…
また、「自分のされたくない質問カードをわざとに使う」「相手が宣言しそうだから、完璧にはわかってないけど先に宣言する」のような、駆け引きや戦略性もあって楽しいです。
感覚的な人にはハマらないかも。逆に、論理的な人には、かなり楽しくてハマる!
3人・4人プレイは難易度がかなり上がる


3人・4人プレイは難易度がかなり上がる印象を受けました。
私は、タギロンが好きなメンバーで3人で遊んだ時が、情報量が増えて1番楽しく感じました。
ただ、遊び慣れていない人との3人・4人プレイは、情報の整理でミスが出たり、実力の差が大きく出ました。



プレイ人数で難易度の差が出てくることは理解して遊ぼう!


まとめ
タギロンについて紹介しました。特徴をまとめると以下の通り。
タギロンの特徴
ゲーム名 | タギロン |
---|---|
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ難易度 | (2.0 / 5.0) |
対象年齢 | 10歳以上 |
プレイ時間 | 15分 |
デザイナー | 倉橋良平 |
価格 | 1,760円(税込) |
関連ページ | 幻冬舎 タギロン |
タギロンは、論理思考と駆け引きが楽しい、ハマる人には超ハマるボードゲームです。



僕たち夫婦には合っていて、かなりハマっています!
ルールは意外とシンプルなので、幅広い年代から、大人同士でも楽しめます。
おすすめなので、ぜひ遊んでみてください!

