ザ・マインドのルールと正直レビュー!【しゃべるの禁止!だけど協力?】

このような疑問に答えます。
ザ・マインドは、コミュニケーションを取らずに数字カードを小さい順に出していく協力系ボードゲームです。
一番の特徴が、ゲーム中はしゃべるの禁止。ジェスチャー禁止。ということ。
ザ・マインドの特徴
ゲーム名 | ザ・マインド |
---|---|
プレイ人数 | 2人 |
プレイ難易度 | (2.0 / 5.0) |
対象年齢 | 8歳以上 |
プレイ時間 | 20分 |
デザイナー | ヴォルフガング・ヴァルシュ |
価格 | 1,980円(税込) |
関連ページ | アークライト ザ・マインド |
2018年にボードゲームで最も権威のある賞と言われる、ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされるほど人気です。


ルールは超簡単だけどクリアは難しい、おもしろいボードゲームです。
そこでこの記事では、ザ・マインドのルールと正直レビューを書いていきます。



無言で空気を読むのがおもしろいボードゲーム!
友人・大人同士で楽しむのに最適!




ザ・マインドとは


ザ・マインドは、全員で協力して数字カードを小さい順に出していく協力系ボードゲームです。



簡単そう!
簡単そうと思われがちですが、このゲームの特徴が、しゃべるの禁止。ジェスチャー禁止。というコミュニケーションが取れないということ。
そのためクリアがなかなか難しいです。


どうやって小さい数字順に出していくかというと、「時間経過をもとに空気を読む」しかありません。
「ほかのプレイヤーがなかなか出さないから、自分の手札は出せる?」など、考えながらプレーをしていきます。



無言の意思疎通、感覚の共有が大事!


ザ・マインドの内容物


ザ・マインドの内容物はこれ。
- 数字カード(1~100)×100枚
- レベルカード(1~12)×12枚
- HP(ヒットポイント)カード×5枚
- 手裏剣カード×3枚
カードを使って遊ぶゲームです。
無言なゲームなだけあって、デザインも黒を基調としたかっこいい印象です。


ザ・マインドの遊び方/ルール


ザ・マインドの基本的な遊び方/ルールがこちら。
- 数字が小さいと思う人からカードを出していく
ただこれだけ!
注意点や細かいルールを含めて解説していきます。
ゲームの準備
まずはゲームの準備を行います。
- HPカード・手裏剣カード・レベルカードを並べる
- 各プレイヤーに数字カードを配る
以下のように盤面を作成しましょう。


準備するカードの枚数は、プレイ人数によって変わるので注意が必要です。
プレイ人数別の準備する枚数
- HPカード:2枚
- 手裏剣カード:1枚
- レベルカード:Level1-12(計12枚)
- HPカード:3枚
- 手裏剣カード:1枚
- レベルカード:Level1-10(計10枚)
- HPカード:4枚
- 手裏剣カード:1枚
- レベルカード:Level1-8(計8枚)
また、レベルカードがレベル順になるよう重ねておきましょう。
3人ゲームの場合、レベル1が一番上で、レベル12が一番下のようにします。
また、各プレイヤーに数字カードを配ります。


最初はレベル1から始まるので、1枚ずつ配りましょう。
レベルの数だけ、ゲーム開始時の手札が増えます。(レベル3のゲームなら、各プレイヤーの手札は3枚スタート)
数字が小さいと思う人からカードを出していく
あとのルールは超簡単。
各プレイヤーは、自分の手札を見て小さいと思う人から出していくだけ。


この時の唯一のルールが1つ!
しゃべるの禁止。ジェスチャー禁止。
コミュニケーションを取らずして、小さい順にカードを出さないといけません。
誰からカードを出してもOKですし、手札が複数枚あれば連続して出すのもOKです!



ルールは超簡単だけど、ゲームの成功は難しい!
ゲームを成功させるポイント
コミュニケーションを取らずしてゲームを成功させるポイントが、「空気を読む」こと。



カードを出すまでの時間などの雰囲気から読んでいく!
以下のように、場は「9」ですが、プレイヤーがカードをなかなか出さないので、手札の「36」でも出せる?と悩むようなイメージです。


空気感の一致はなかなか難しいです。何度も遊ぶうちに成功できるようになっていきます!



何度も諦めずに挑戦すると成功率が上がっていく!
もう1つのポイントが、「手裏剣カードを使う」こと。
手裏剣カードを使うことで、各プレイヤーの手札の最も低いカードを脇によける(捨てる)ことができます。


手裏剣カードの使いどころによって、手札を読みにくい時の助けや、高レベルのクリアに繋げることができます。



手裏剣カードの使いどころでクリアの可能性が広がる!
ゲームの成功
数字の小さい順にカードをすべて出せたら、そのレベルのゲームは成功になります。


レベル1の場合、各プレイヤー1枚ずつの手札をすべて出せたら成功。
レベル2の場合、2枚ずつの手札をすべて出せたら成功。のようなイメージです。
ゲームをクリアすると、レベルアップして再度挑戦します。


レベルが上がるごとに手札が増え、難易度も上がるので注意が必要です。
レベル1なら手札1枚、レベル2は手札2枚、レベル3は手札3枚・・・と増えていく!
ゲームの失敗
手札のカードより大きい数字カードを出された場合、そのレベルのゲームは失敗となります。
手札より大きい数字カードが出されたら「ストップ」と言って、ゲームを中断しましょう。


ゲームを失敗すると、HPカードを1枚失います。


HPカードがすべてなくなると、すべてのプレイヤーが完全敗北となります。
成功ボーナスを駆使してレベルアップしていく
ゲームに成功していくと、レベルカードについているボーナスを獲得することができます。
以下の場合、レベル2を成功すると手裏剣カードを獲得することができます。


レベル2,3,5,6,8,9でボーナスを獲得できます
ボーナスを駆使しながら、MAXレベルをクリアできるようチャレンジしましょう!


MAXレベルクリアしたら超難関「ブラインドモード」をチャレンジ
MAXレベルクリアしたら、超難関「ブラインドモード」をチャレンジしましょう。
HPカードや手裏剣カードはそのまま引き継いで、どこまでいけるかチャレンジ!
ブラインドモードは、数字カードを裏向きに出して、最後に数字が低い順に出されているか確認するルールです。


そのほかのルールはまったく同じ。
順番が合っているかどうかもわからないため、カードを出しにくく空気も読みにくいモードです。



ブラインドモードもMAXレベルクリアできたら超すごい!


実際にザ・マインドを遊んでみたレビュー


実際にザ・マインドを遊んでみて感じたレビューがこちら。
- クリアが難しい分、達成感が大きい
- 静かなのに超盛り上がる
- 子供には難しいかも
クリアが難しい分、達成感が大きい


ザ・マインドのルールは、「コミュニケーションを取らずカードを小さい順に出すだけ」と超簡単です。
なのにクリアするのは超難しい!
でも、プレーしていくうちに空気感がわかってきて、徐々にできるようになってきます。
少しずつ成長をしながらクリアできた時の達成感はとても大きいです!
静かなのに超盛り上がる


ゲーム中はコミュニケーション禁止なので、とても静かです。でもなぜか超盛り上がります。
失敗した時の何とも言えない空気感に、なぜか笑いが止まりません。
特に仲のいい友人と遊んだときは、笑えるけどクリアできないのは悔しくて、何度もプレーしてしまいます。



友人と飲みながら遊ぶのにもおすすめ!


子供には難しいかも


ザ・マインドは、「黙る」「空気を読む」というような、子供には向かない要素のあるゲームです。
そのため、子供によっては難しいと感じてしまうこともあるので注意が必要です。



小学高学年くらいからは楽しめる!
高校生以上のほうがより楽しめるゲームだと感じました。
私が遊んだ中では、大人で集まって本気でクリアを目指すのが1番おもしろかったです!


まとめ
ザ・マインドについて紹介しました。特徴をまとめると以下の通り。
ザ・マインドの特徴
ゲーム名 | ザ・マインド |
---|---|
プレイ人数 | 2人 |
プレイ難易度 | (2.0 / 5.0) |
対象年齢 | 8歳以上 |
プレイ時間 | 20分 |
デザイナー | ヴォルフガング・ヴァルシュ |
価格 | 1,980円(税込) |
関連ページ | アークライト ザ・マインド |
ザ・マインドは、ルール超簡単だけどクリアは難しいので、クリアした時の達成感が大きいゲームです。
しゃべるの禁止。ジェスチャー禁止。の協力ゲームという珍しい形式ですが、なぜか笑えて盛り上がります。
さすがドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされるほど人気な、おすすめのボードゲームです!
子供には難しいこともありますが、とても楽しいのでぜひ遊んでみてください!

